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歯の状態によって比較的スムーズに抜けるものから、骨を削って抜かなければいけないものまで様々です。できるだけご希望に沿って対応致しますが、事前に内服をしなければならない場合や薬の変更をお願いしなければならない場合は後日となります。また時間的な制限がある場合や抜歯後の腫れ、痛みが強く出ると予想される場合は当日に抜歯するかどうかを相談させて頂きます。
また恐怖心が強く部分麻酔での処置が困難な場合、他の薬を使わせて頂きますので後日での処置となります。
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外科処置にはどうしても少なからず痛みや恐怖心が伴います。特に下顎の親知らずは骨に埋まっていることが多く抜歯後に腫れが出ます。腫れをゼロにすることはできませんが、ご希望により点滴薬を用いて痛み、腫れを極力抑えますので、ご相談ください。
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急に腫れてきた、痛みが出た、転んでしまったなど急患対応も随時致します。予約の方もいらっしゃいますので待ち時間のみご了承ください。
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内服中の薬があっても、基本的に心配はいりません。中断する必要がある場合にはその理由を含めてご説明させて頂きますので、普段通り内服してください。
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骨粗鬆症の治療薬には一部抜歯などの観血処置後に有害事象(骨の感染、壊死)が生じることがわかっています。長期に飲まれている方や注射をされている方に関しては、その注意点をご説明致します。必要に応じて予防投与などを行い、有害事象を防ぐよう対応致します。
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妊娠中はレントゲンや薬などが胎児に影響を与えることがあります。また妊娠の時期によっても母体への負担が異なりますのでご相談をさせてください。
母体、胎児への配慮を怠らなければ妊娠中での抜歯も問題ありません。
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当院は口腔外科専門となりますので、大変申し訳ありませんが一般的な歯科治療は基本行っておりません。急な歯の痛みや応急処置などは随時対応させて頂きます。
噛み合わせや、被せ物、歯列矯正などはどれも専門的な治療ですので、状況に応じて連携している先生をご紹介させて頂きます。
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口腔内外にも癌(悪性腫瘍)ができることがあります。口腔癌治療の経験をもとに慎重に確認をさせて頂きます。
見た目だけで判断できない場合は、生検(一部組織の顕微鏡検査)を行い確定診断を得ます。また三菱京都病院と連携し必要に応じてMRIなどの画像診断を行うことで、より正確な診断を致します。
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抜歯に限らず歯の治療が怖い方はたくさんいらっしゃいます。恐怖心の強い方には和痛(静脈内鎮静)薬を用いて抜歯を行います。
また抜歯だけではなく歯科治療時にも和痛薬を使用することで、恐怖心を少なくできますので痛みに弱い方、怖がりな方、過去に辛い思いをされた方は一度ご相談ください。
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抗癌剤や放射線治療を行っていると口腔粘膜炎は高頻度で発生します。当院には周術期口腔機能管理を行ってきた衛生士が在籍しています。治療中の悩みや、口腔有害事象への対策・予防などもご相談ください。
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緊張をしたり強い痛みを感じると意識が薄らいだり気分が悪くなることがあります。当院には看護師が在籍しており急な体調変化にも対応できますのでご安心ください。